盗聴器をラジオを利用して、自分で発見する手順とは?

盗聴器は年間30万~40万個市場に出回っていると言われていますが、 盗聴器はFMラジオを使って見つけることが出来るのはご存知でしょうか?

FMラジオと同じ周波数帯を使ったFM波の盗聴器であれば、 家電量販店で普通に販売されているラジオで発見出来るのです。

ではどのようにしてFMラジオで盗聴器を発見することが出来るのか、 盗聴器を発見する方法をご紹介したいと思います。

FMラジオを使って盗聴器を発見する方法

1. まず、FMラジオが受信できるラジオを用意する。

これは家電量販店で売っている「一般的なラジオ」でかまいません。

2. 調べたい部屋に何か「音が鳴っている状態」をつくる。

音が鳴っていればテレビや音楽が流れているスピーカーでもかまいません。

盗聴器は近隣にも仕掛けられている可能性もあるので、これは盗聴器があった場合、 調査している部屋に盗聴器があると判別するための音になります。

3. FMラジオの電源を入れて周波数帯の低いMhzからゆっくりと上げていく。

もしFMラジオの周波数を使用した盗聴器があれば、ゆっくりと上げていったどこかの周波数で 部屋に流したテレビや音楽の音がラジオから聞こえてきます。

盗聴器が仕掛けられているとわかったらあとはどこに仕掛けてあるか探すだけです。

盗聴器が仕掛けられやすい場所はコンセント回りになります。

FMラジオをもってコンセント付近にラジオを 近づけるとハウリングしたり、ラジオの音に変化が見られる場所があるはずです。

FMラジオを使った方法では発見できない盗聴器とは?

冒頭でご説明したようにFMラジオは FMラジオの周波数を使用した盗聴器しか見つけることが出来ません

一般に出回っている盗聴器はアナログ電波を使用した「VHF帯」「UHF帯」のものが主流となっていて、さらに発見の難しいステルス盗聴器と呼ばれる「リモコン式盗聴器」「スクランブル盗聴器」「デジタル盗聴器」なども存在します。

こういった盗聴器を発見するためにはそれぞれの盗聴器にあった発見器を用意する必要があるのです。このようなFMラジオを使った盗聴器発見方法は、発見できる盗聴器がFM周波数を使った物に限られているため、全ての盗聴器を見つけることはできません。

一般に出回っている盗聴器の多くがUHF帯やVHF帯の物で、 これらの盗聴電波を傍受することができる盗聴器発見器を用意する必要があります。

調査方法はFMラジオと使用した方法と似ていますが、特殊な盗聴器を見つけるには特殊な機材を使用している 業者でないと見つけることが出来ません。

もし本当に「盗聴器の心配をなくしたい」「盗聴器を探したい」と思った場合は全ての盗聴器に 対応した盗聴器発見調査を行う必要があります。