近年、盗聴器発見調査のニーズが高まっています。一度くらいはやってみたい、と思っている人も多いのではないでしょうか?
それはテレビの特番でも盗聴器発見調査を扱うようになり、 一般的に盗聴器の怖さや世の中にどのくらいの盗聴器が出回っているかなどが認知されつつあるからではないかと考えられます。
そんな消費者ニーズの高まりから、引越しの際、引っ越し先に荷物を広げる前に、盗聴器発見調査を行えるサービスを引越し業者がオプションとして提案していることもあります。
「新築の家よりも賃貸住宅のほうが盗聴器の設置率が高い。」というイメージはありますが、新築の家でも建築中に何者かが盗聴器を設置することがあります。
住み始めてから盗聴器の存在に気づいた事件もありますので、賃貸・購入を問わず、盗聴器の発見調査は引っ越しの際に行うのがベターでしょう。
けれど、実際に盗聴器発見調査を行うにしても、費用がいったいどのくらいかかるのか心配ではありませんか?
引越しの際は物入りですので、なるべく安く行いたいでしょう。しかし、料金相場を知っているほど、盗聴器発見調査の情報に詳しい人はほとんどいないはずです。
簡潔に紹介すると一般的な盗聴器発見調査の料金相場は、20,000円~120,000円程度です。
相場になぜこれほど幅がでるのか? それは、
・調査の内容(グレード)に違いがある。
からです。
盗聴器発見調査の料金設定(プラン)とは
盗聴器発見調査は、【1回 ○○円型のプラン】、【調査面積による積算型のプラン】の2つの料金設定が主流となっています。
その主流の2つの設定に別途発見・撤去料が必要な場合もあれば、全てが含まれた料金提示になっているものもあります。
当然後者の【調査面積による積算型のプラン】は、ワンルームのマンションであれば手軽な値段でも、広い家を全部調査しようと考えたときには高額になります。これが、料金相場に幅が出る大きな原因とも言えるでしょう。
盗聴器発見調査の内容(グレード)とは
さらに盗聴器発見調査は、調査内容をグレード設定しているところもあるため、全ての盗聴器発見業者を同じものさしで比べることはかなり難しいといえます。
要は、最低限の調査を行ってくれる業者もあれば、盗聴器発見調査と同時に盗撮カメラの発見調査も行ってくれる業者もあります。つまり、おなじ盗聴器発見調査でも、その中身によって料金が変化することもあります。
付加サービスが充実している場合や、調査できる周波数帯が違ったり、特殊な盗聴器の発見に対応できる・できないの差がある場合もあるのです。
盗聴器発見調査は、調査を行いたい理由や、みつけたい盗聴器の種類によっても選ぶべき調査のグレードが変わってくるため、料金の相場にも幅がでてきます。
もしも盗聴器発見調査を考えているのなら、盗聴器発見を扱う数社に同じ条件で相談してみることもひとつの方法といえるでしょう。
従来のアナログ盗聴器なら、ほとんどの業者が対応していますが、特注な盗聴器となると対応している業者は限られます。
そのため、特殊な盗聴器とはどんな物があるのかを知ることは、業者選びの参考にもなります。
料金と一緒に発見調査で対応可能な盗聴器についても確認してください。